やまなみ

2020/12/28

今住んでいる場所から、東と西の方角に山並みが見える。どちらもとても穏やかで、季節によって変える姿を眺めることができる。仕事をしたり、運転をしたり、お昼ご飯を食べたり、腹が立っていたり、悲しいことがあったり、どんな時も山並みが見える。そして、あぁ、いいなぁと思う。今は、雪を被っていて、輪郭が見える。高くもなく低くもなく、ちょうどよいこの山並みが好きだ。こんなに素晴らしい山並みがあって、その下で生きている。それだけじゃダメなんだろうか?どうして、この土地は、がんばれがんばれと言われなければならないのだろうか?これは宝だと、言われれば言われるほど、侵食されているような気持ちになるのは、なぜなんだろう。