詩屑

2021/1/5

昨年末、一緒に小さな文化祭をしたカナちゃんから詩の遊びのお誘いがきた。明けた1月2日にその時に感じたことを言葉にして送ってほしいという。なんと楽しそうな企みだろう。私はせっかくなので墨を使って、書き初めて送った。それからしばらくして、カナちゃんのもとに集った言葉たちがまとめられたものを見せてもらった。それはまるで、窓辺にキラキラとひかりこぼれるサンキャッチャーのように、私の頭上に輝きを放っていた。Twitterのタイムラインにガンジス川のように流れる「つぶやき」という喜怒哀楽罵詈雑言魑魅魍魎も好きだけど、こうしてちょっと恥ずかしげに、だけど凛として佇む言葉たちも素敵だなぁと思った。カナちゃん自身もずっと言葉とあそんできた人だ。この心のもやもやはなんだろう?と思った時に、躊躇せず出してみる。それはとても気持ちのいいことなのだ。これからも詩あそびをするそうなので、ぜひこの戯れに参加してみてほしい。

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